ワイン

ワイン&ワイナリー

ヴァルポリチェッラ

ヴァルポリチェッラはイタリア、ヴェネト州、世界遺産指定のヴェローナの北側にあるイタリアワインの中でも世界的に有名で素晴らしい評価を受けているワイン生産地です。ヴァルポリチェッラは古代ローマ時代からワイン造り始まったヴァルポリチェッラ・クラシコ地方と、その東側の白ワインの産地として有名なソアーヴェ地方にまで広がる拡張地域のヴァルポリチェッラ地方とに分かれています。

ヴァルポリチェッラ・クラシコ地方はネグラール、マラーノ、フマーネ、サンピエトロ・イン・カリアーノとサンタンブロージョの5つの市からなる地域です。ヴァルポリチェッラ・ヒルズはそのクラシコ地方の中のネグラール市にある丘陵地に位置しています。

ヴァルポリチェッラ地方のワイン

ヴァルポリチェッラ地方ではヴァルポリチェッラ、ヴァルポリチェッラ・スーペリオーレ、ヴァルポリチェッラ・スーペリオーレ・リパッソ、ヴァルポリチェッラ・アマローネ、ヴァルポリチェッラ・レチョトの5種類のワインが醸造されています。

ヴァルポリチェッラは基本になるワインで、フルーティーで爽やかな毎日気軽に楽しめるワインで、シンプルにトマトソースのスパゲッティやサラミなどをおつまみにお召し上がるのにぴったりのワインです。

ヴァルポリチェッラ・スーペリオーレは一年間の熟成期間を経て作られるワインで、ミディアムボディのストラクチャーがしっかりしたワインに仕上がっています。アルコール度もヴァルポリチェッラに比べて必ず0.5%以上高くなっています。

 

ヴァルポリチェッラ・スーペリオーレ・リパッソは二度醗酵工程を経て醸造されるユニークなワインです。アマローネまたはレチョトワインの醸造に使われた葡萄の皮をワインに入れてもう一度発酵させることにより、アマローネやレチョトの干したブドウの皮から醸し出される独特の味わい,タンニンが移り、ミドル~フルボディのワインに仕上がっています。香りも複雑で余韻も長く感じられます。

 

ヴァルポリチェッラ・アマローネは収穫後3-4か月間干した葡萄で造られたワインです。干した葡萄は糖分も高くなるためアルコール度も15-16%になり、熟成期間は最低でも30か月を要します。通常アマローネは収穫年から最短で5年後に市場に出されるワインで、時間をかけてじっくり作り上げたヴァルポリチェッラ地方の最高級ワインです。ビジエ料理、肉の煮込み料理などにマッチしますし、食後にゆったりとアマローネ・ワインを味わっていただくのも最高です。

 

ヴァルポリチェッラ・レチョトは甘口のデザート用赤ワインです。そのルーツを辿ると古代ローマ時代に遡ります。その時代から干した葡萄を使って甘口のワインを醸造していたという資料が実際に残っています。また、ヴァルポリチェッラに住む人々の間では家族が勢ぞろいする日曜日のランチやクリスマス、イースターなど特別な日のデザートワインとしては欠かせないものとなっています。

ヴァルポリチェッラ地方のほとんどのワイナリーでワインテイスティングを含むワイナリーの見学を実施しています。ヴァルポリチェッラ・ヒルズではイタリアワイン好きの皆様にワイナリーのご案内、ワイナリー情報のご提供、またはワイナリーツアーの企画とご提案させて頂いております。

 

また、アパートメントでもヴァルポリチェッラ・ヒルズ、オリジナルの赤ワインを試飲していただけます。
どうかお気軽にお問い合わせください。

アクセス